こんにちは。
今回はアマゾンフレックスの情報をお届け。
アマゾンフレックスの仕事をやっているとすごく疑問に思うことがあります。
色々と疑問はありますが、その中でも
オートロック搭載されているマンションに住んでいるお客さんが『置き配指定』すること。
お客さんは自分が住んでいるオートロック付きのマンションには、自分が空けないと入れないことを知っているはずなのに、配達方法を『置き配』にするんです。
ドライバーのあなたなら
「宅配ボックスがあるんだから、せめて宅配ボックスを指定してよ・・・」
って思いません?
要は、自宅に帰宅した時に宅配ボックスに寄るのが面倒なんですよ。
家に帰ってきたら扉の前に楽しみにしていた商品が届いててほしいんです。
でも、よーく考えなくても分かると思うんですけど、
住んでいるあなたがいなければ、オートロックは解錠されないんですよ・・・
「誰かが開けてくれるだろう〜」
なんて考えを持っているお客さんもいると思うのですが、
残念ながら誰かのついでに建物内に入ることは配達員として禁止されているんです・・・
なので、置き配指定する場合は、届け先に誰かがいないと基本は届けられません。
しかし!
そんな宅配員の悩みを解消してくれる機能をアマゾンの配送アプリが導入されているんです!
その名も
『Key for Business』
です!
Key for Businessって何?
予めKey for Businessを契約しているオートロックマンションに、アマゾンフレックスの配送アプリでオートロックを解錠することができる機能です。
この機能が導入されることにより、普段入れないマンションのエントランスのオートロックを配送員が解錠して、お客さんの玄関に置き配ができるようになるんです。
オートロックマンションに置き配指定される配送員のストレス
お客さんは、注文した荷物を玄関先に『置き配』として指定。
しかし、その建物はオートロックがあるので、結局お客さんが部屋にいないとオートロックを開けることができず、配送員は部屋の玄関先まで行けない…
つまり、置き配ができない。
で、結局不在として荷物を持ち戻ります。
すると後日。
お客さんから「置き配指定したじゃないか」「他の住人がオートロックを解錠した時に一緒にはいればいいじゃん」と無茶なことを言われる…
配送員は、どうすることもできないので悶々とします。
まぁ、いなければ宅配ボックスに入れたりサイズによってはポストに投函するなどで対応しますが、
なるべくスムーズに配送したいのが配送員としての気持ち。
変なことにストレス抱えたくないんですよ。
そんな悩みを解決できる『Key for Business』
これは今後のストレスフリーな配送業務がやって来そうな予感がしています。
実際に『Key for Business』を使ってみました。
『Key for Business』は、まだまだ導入されはじめたばかりの機能なので、実装されているオートロックマンションは少ないですが、
私がよく担当するエリアにちょうど『Key for Business』が導入されているマンションがあったので、実際に使う機会がありました。
まずはじめの感想は「うわ、これめちゃめちゃ便利!」という感じでした。
アプリから解錠に成功した時に、思わず「おぉぉぉぉ!」と口からこぼれてしまうくらい。
このサービスが配送先のすべてのオートロックマンションに導入されれば、かなり効率アップが実現すると思います。
そんな『Key for Business』の使い方を説明していきますね。
Key for Businessが導入されているかどうかの確認方法
届け先の建物に『Key for Business』が導入されていると、AmazonFlexアプリの建物の情報に表示される鍵アイコンに青い丸が付きます。
アプリから『ロック解除』のボタンを押す
Key for Businessが導入されているマンションのオートロックのドア前に到着したら、鍵マークをタップします。
すると、建物の情報の下に『ロック解除』ボタンが現れるので、確認してそのボタンを押します。
・・・すると!
オートロックが解錠されて、ドアが開いてしましました。
これ、本っっっ当に便利です!
しかも、アプリから少ない手順でできちゃうので全然難しくない。
Key for Businessが導入されれば配送効率が何倍にもなる
『置き配指定』になっている荷物をオートロックマンションへ配達する場合、戸建て住宅に配送するよりも倍以上時間がかかることがあります。
エントランスで配達先の部屋番を呼び出し、
オートロックを解錠してもらい、建物に入って部屋を探しに行き、
大型のマンションの場合は、建物に入るときと、エレベーターに乗る時など複数に渡るオートロックが待ち受けていたり、数多い階数によってエレベターを待つ時間、そしてエレベータに乗る時間、部屋を探すまでの時間など、
とにかく、時間が掛かる場合があるんです。。
場合によっては、配送業者は管理室によって入館手続きを取らなくてはいけない場合もありますから、
1つの荷物を届けるまでに10〜15分、本当に長いと20分掛かる場合もあるので、シャレにならないんですよ。
そこに『Key for Business』が入るだけで、ノンストレスで玄関先にポイッと荷物をお届けすることができちゃいますよね。
ここ最近で問題になっている物流パンクの問題を多少は解消できる素晴らしいシステムになると思うんです。
さいごに
『Key for Business』という素晴らしいシステムは、配送員にとってはもちろん、お客さんにとっても画期的なサービスになることは間違いないでしょう。
わざわざオートロックを開けるなどの対応をせずとも玄関先まで置き配をすることができるようになる。
前述したとおり、配送員に大きく負荷がかかっていたストレスが1つ消えることになります。
しかし、現状で『Key for Business』が導入されているマンションはごく僅か。
大東建託とALSOKが提携して、Key for Businessの導入を進めているようですが、
色々と問題をクリアする必要があると思うので、数多くのマンションに導入されるまで非常に時間がかかるでしょう。
正直、実際に配送していて『Key for Business』が導入されてきているような実感がありません。笑
配送員がオートロック付きマンションの置き配をスムーズにできる未来が来れば、物流パンクの低減につながりますし、配達員として円滑に荷物を届けられる仕組みは非常に嬉しいので、一刻も早くすべてのマンションに導入を願っています。
オートロック付きマンション管理者・オーナー様へ
最後にこの記事を読んでくださっている大型マンションを持っている管理会社様、オーナー様。
『Key for Business』をまだ導入されていないようでしたら、是非この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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