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【⚠開封厳禁⚠】これを見たら、あなたは必ず悪用します。“絶対に”この記事を見ないでください。

yuta

あ、見ましたね??

「絶対に見ないでください」って言ったじゃないですか。

なぜ見てしまったのですか?



これ以上は本当にヤバいです。

あなたが悪に手を染めるような真似はさせたくありません。

もうこの先は絶対に見ないでください。

これ以上はスクロールせず、

そっとこのページを閉じてください。

さぁ、早くこのページから去ってください!!


・・

・・・


ひょっとして、まだ見てますね?



ぐいぐい前のめりになって見入ってますね?笑



そうです



今日はそんなあなたが、気になってどうしても見入りたくなる気持ちにさせてしまった心理トリガー

についてお話をしていきます。




その名も・・・

「カリギュラ効果」

です。

MOKUJI

驚くほど人が行動したくなる心理トリガー『カリギュラ効果』とは

【『カリギュラ効果』という名前の由来】

時は1980年。

第3代ローマ皇帝であるカリグラがモデルとなった映画『カリギュラ』が由来しています。

映画の主役にもなったカリグラは、初代ローマ皇帝の血をひき、さらにはイケている容姿に恵まれたこともあり、歴代のローマ為政者とは群を抜き、絶大な人気を誇ってました。

しかし、皇帝に就任後にかかった病により、精神が侵される事態に。

それからは人が変わったかのように暴君化し、人並み外れるぶっ飛んだ性欲と、無慈悲さによって、悪名を轟かせることになったよう。

そういったエゲツない内容が描かれた映画『カリギュラ』は、

「映像が過激すぎる」

という問題が膨らみ、一部の地域では上映禁止になるまでに発展しました。

ところが!

上映禁止になったことが話題となり、多くの人々が興味を持つキッカケに。

それから、上映されている地域に人が殺到し、一度上映禁止になった地域が解禁するまでの逆転劇を魅せるほど大ヒットとなったようです。

そんな『カリギュラ』という映画のサクセスストーリーにある心理現象が、そのまま『カリギュラ効果』と呼ばれるようになりました。

誰かに

「ダメ」

と理由もなく言われたとき、

あなたはどんな気持ちになりますか?




そう、

「ダメ」と言われたことに対して、疑問や反抗心を抱くと思います。

その禁止されたことが、モヤモヤする。

それが『カリギュラ効果』なんです。

人は自分の判断で行動を決めたいもの

自分の行動は自分で決めたいもの。

本来は誰からも指図をされなくない。

人という生き物は、そういうものだと言うのはあなたも十分に理解していると思われますが

そんな性質の生き物である人間が、自分で決めたいはずの行動を頭ごなしに禁止されると

自分の自由を奪われたような気持ちになり、ストレスを抱えることになります。

そして、そのストレスを解消するために、頭ごなしに禁止されたものに対して行動したくなる。

禁止されればされるほどモヤモヤが生まれ、かえって興味が湧いてしまう心理現象なんです。

昔話や神話などの内容にもカリギュラ効果を表す内容が

「これはカリギュラ効果でしょ」と言える内容が盛り込まれた日本昔話や神話などがあります。

たとえば、一番わかりやすい例で言うと、

  • 鶴の恩返し
  • 浦島太郎

などが一番わかりやすいと思います。

鶴の恩返し

「決して覗かないでください」

そういって部屋に籠もり、命の恩人であるおじいさんに綺麗な織物を仕立てる昔話は、誰もが一度は読んだり聞いたことがある話だと思います。

しかし、おじいさんは気になって部屋の戸を開けてしまいますよね。

浦島太郎

「この玉手箱は絶対に開けないでください」

こちらのセリフは浦島太郎が龍宮城の帰りに渡された玉手箱について伝えられた言葉。

しかし、浦島太郎は気になって開けてしまい、おじいさんになってしまうという、無残な終わりを迎えますよね。

カリギュラ効果を実際に文書に取り入れてみよう

では、実際にカリギュラ効果を使った文章を例題に上げてみたいと思います。

リードコピーやキャッチコピーで使用する

『カリギュラ効果』を主に使用する場面というのは、見てもらいたいページを開かせたり、行動させたいことをあえて禁止して、より行動したくなる気持ちを発揮させるために使うので、主にキャッチコピーやリードコピーなどに使うことが多いです。

このブログ記事のタイトルにも使用していますが、

『【⚠悪用厳禁⚠】これを見たあなたは必ず悪用します。“絶対に”この記事を見ないでください。』

というように、非常にシンプルですが、禁止していることを強く伝えることにより、

人は禁止されたことをやりたくなってしまうんです。

あなたがこの記事を開いたように。

他の心理トリガーと併用して効果を最大化させる

なにかに対して禁止させるだけでも、カリギュラ効果が発揮しますが、他の心理トリガーを併せることで、さらに絶大な効果を得ることができるようになります。

バーナム効果との併用 

誰にでも当てはまる内容を伝えられたとしても、不思議と自分だけに当てはまっているような気持ちにさせる心理トリガーであるバーナム効果を併用することで、より効果を最大化することが可能になります。

とにかく、カリギュラ効果とバーナム効果の相性は非常に良いです。

要するに、自分だけがなぜか禁止されているような気持ちになるからです。

この記事のタイトル『【⚠悪用厳禁⚠】これを見たあなたは悪用します。“絶対に”この記事を見ないでください。』もバーナム効果と併用しているのですが、

『悪用するあなた』に向けて、強く禁止をしています。

何に対して悪用するかということには触れていませんよね。

よって、何かに対して悪用したい気持ちを持っている人は過剰に反応すると思います。

何かにしろ『悪用』する気持ちを持っている人はたくさんいますよね。

よって、ほとんどの人に当てはまる言葉になるので、その対象にいる人全員が禁止されたことになります。

最後に

今回の記事では『カリギュラ効果』についてわかりやすく解説してみましたが、いかがでしたか?

まとめると、

  • カリギュラ効果というのは、行動させたいことをあえて禁止することにより、行動したくなる心理現象。
  • 日本昔ばなしや童話でもカリギュラ効果を思わせる内容がある
  • バーナム効果との相性が良い

あなたのブログでも、ぜひカリギュラ効果をガンガンに聞かせたタイトルを使って、ページ開封率を上げてみてください。

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