今回はバンドマンが『遅刻して褒められる方法』について書きます。
「ん?遅刻しても褒められるってどういうこと??」
と思ったそこのバンドマン。
ちょっと話を聞いてください。
バンドマンのあなたですから、
遅刻の100回や200回は、当然やってきとこかと思います。
仕方ありません。
しかし、バンドメンバーやバイトのリーダーから怒られるのも当然です。
一般的に、遅刻というのは許されることではありませんので…
100回やった地点で呆れられるかもしれません。
200回目には、すでに違うメンバーを探されているかもしいるかもしれません。。
バイトだったら、一般的に3回遅刻するとクビです。
ですが、
安心してください!
今回お伝えする方法を知ることで、月に3回くらいの遅刻であれば、
あなたは怒られなくなるどころか、
「すごいね〜!」
と、なぜか褒められてしまう未来を体験できます。
アルバイトのクビも回避できるでしょう。
しかし、この方法を乱用すると信頼を失う可能性があるので、
【乱用】は絶対にしないでください。
もし、この方法を知りたい場合は、
そのまま下へ読み進めてください。
「遅刻して褒められるなんて邪道だ!」
なんていう、興味のない方は今すぐこの記事を閉じてください。
・・・読む準備はいいですか?
それではいきますね!
ゲイン・ロス効果
今回の記事では『ゲイン・ロス効果』という心理現象を利用した方法をお伝えします。この方法を利用して実際に遅刻をして褒められてみましょう。
ゲイン・ロス効果というのはどういったものか?
ゲイン・ロス効果とは、プラスとマイナスの差分によって人の心が動く心理現象のことです。
プラスからマイナス、またマイナスからプラスのどちらに動いたとしても心に影響があるため、
このゲイン・ロス効果を利用することで、相手に与える印象をコントロールすることが自由自在に可能となってしまいます。
ゲイン・ロス効果はこうやって使え
例えば、
あなたが寝坊し、バンドのリハーサル時間に間に合わず、30分くらい遅刻しそうになったとします。
まずはその旨の連絡を入れると思いますが、
あなたなら、連絡の際にどのように伝えますか?
- 平謝りする
- あえて話を濁す
- 仮病を使ってその日は休む
- そのままバックレる
- そもそも連絡しない
申し訳なさから、色々と言い訳を考えたり、どうやったらこの罪が解消されるかを考えると思います。
・・・ですが、大丈夫です!
非常に簡単な方法があります。
答えは、
【謝罪をして到着予定よりあえて遅い時間を伝える】
ということです。
30分遅刻しそうになった場合は少し多めに「1時間遅刻する」と伝える感じです。
1時間遅刻すると伝えられた方からすると、はじめの印象はすごく悪いと思います。
「こいつ1時間も遅刻するってマジかよ」と思われるでしょう。
とにかくスタジオ内は、マイナス空気が漂うことになります。
しかし、1時間遅刻すると思っていたやつが30分以内に到着することができたらどうでしょう?
今までメラメラ燃えていた怒りの感情がひと吹きで消え
「お〜早いじゃん!頑張ったな!大丈夫だった」
という感じで、印象がパッと変わります。
そして、マイナスからプラスのパワーがグーンと上がってメンバーの表情に笑顔が戻り、一件落着!
これが
『ゲイン・ロス効果』という心理現象を発動させて、遅刻しても褒められる結果を生み出す方法です。
遅刻した人間には場の空気を取り戻す責任がある
僕が今回の『ゲイン・ロス効果』を使ってみてほしいという理由は、
自分が怒られないためだけではなく、あなたが「思ったよりも早く来た」という印象を与えることで
あなたを待っている相手のテンションも良い方向に進み、双方が気持ちの良い空気を作ることができてしまうからです。
遅刻をしたあなたは、遅刻したなりの責任があります。
たったのこれだけでバンドがうまくいく可能性が高くなりますので、ぜひ活用してみてください。
実際に僕も使っています。
僕ははじめ、この現象をゲイン・ロス効果というものだったというのは知りませんでしたが、
以前、バンド活動をしていたときに、よく遅延が発生する電車だったこともあり、
『すこし遅い時間を伝えといたほうが余裕が出るんじゃないか』という考えのもとので使っていました。
すると、以外にも「おお〜早く来れたな!」という言葉をもらえることが多かったので。
それからはなるべく遅めの時間に時間を伝えるようにしています。
ですが、本当は遅刻しないほうが良いに決まっているのでなるべく遅れないように日頃意識をしておくのが良いでしょう。笑
おわりに
いかがですか?
今回紹介したゲイン・ロス効果というのは、この他にもいろいろと応用が効く心理現象になります。
少しだけ本編でも触れたように、『ギャップ萌え』も同じ現象によるもの。
ツンデレな人にキュンとしてしまうこともこのゲイン・ロス効果によるものです。
また、僕が下請けのコピーライターとして活動していた時に一番徹底していたのが、決められた納期よりも圧倒的に早い期日で納品することを意識していました。
この意識付けというのは、コピーライティングを教わった師匠からも言われていましたが、
これを行うことでクライアント側のイメージも全然違うので、これだけで仕事がうまくいく可能性が高くなることと、継続案件にも繋がる場合があるので何かとゲイン・ロス効果を利用していくことは、おすすめです。